東京医大の女子一律減点による女性入試差別は仕方ない?

※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
東京医大の入試差別について、女医の立場で意見させていただきます!
あまりにも怒って、思うがままに執筆してしまったので誤字脱字の多い文章になってしまっているかもですが、取り急ぎ意見投稿します!
男尊女卑の国日本!女性差別はいつになったらなくなる!?
日本に住んでいると、「日本は男女平等の国」と思いがちですが、実は、世界からは「日本は男尊女卑の国」というレッテルを貼られています。
これは今に始まったことではなく、昔からそうで、徐々に改善はされているものの、そのレッテルを払拭することは未だにできていません。
そして今回の東京医大による女子一律減点問題で、日本はまたもや、「やっぱり日本は女性差別が根強く残る国」という目で見られることになってしまいました。

東京医大の女子一律減点に対して世論は批判が強い
東京医科大学が女子学生の入学を抑制するために、女子受験者を一律減点にして女子の入学者を減らす処置をした事件は、幸い(?)東京医科大学を非難する声のほうが大きいようです。
今回の東京医大の男女差別事件が報道されると、著名人を含め東京医大を非難する声が大多数です。
「医学部の入試は、男女差別なく公平に評価されるべき!」
「女子医大の女子学生抑制は言語道断!」
高須クリニックの院長、高須克弥先生もご自身のツイッターで次のように皮肉をツイートしています。
強い信念があるなら東京男子医科大に改名すればよい。
東京女子医科大がオッケーなんだからなんの問題もないと思います。 https://t.co/liqJiwgcB8— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年8月2日
東京医大は私立だから何をしても許される?
一方で、東京医大は私立の医科大学である、というところにも注意が必要です。
税金で運営されている国立医大において、今回のような男女差別入試が行われることは許されませんが、私立医大は少し事情が異なるところがあります。
民間の大学なので、「東京女子医大」が女子学生のみを受け入れるように、「東京男子医大」として信念を持って経営方針を打ち立てるのも一つの選択肢かもしれません。
実際、高須先生の皮肉のツイートに対して、
「私立なんだから、自由に好きなように経営したって良いじゃないか。」
という意見も出ています。
しかし実際には、東京医大は男子医大ではなく、共学の医大です。
女性であるという理由で減点するのは、完全なる性差別であるので、私立だからと言ってそのような男女差別が許されてはならないと思います。
男女差別が悪という認識は広く浸透!支える社会体制に不備があるのが問題
今回の東京医大の医学科女子の抑制が男女差別問題であり許されることではないという論調が世論の多数を占めることは、女性として喜ばしいことだと思います。
男女は平等であるべきという認識が広く日本でも浸透しているのは、嬉しいことです。
女性が最高学府で勉学に励むことについて眉をひそめる人が多く、女性は仕事をするよりも嫁として家に入って家庭を守るべき、という常識が、つい30年前までは主流であったことを考えると、大いなる進歩だと思います。
しかし、勉学は男女平等の精神が浸透し始めたものの、職場や社会においてはその男女平等の精神を支える土台が出来上がっていないという問題があります。
つまり、「女医はどうせ結婚したら、家庭に入って辞めてしまうのだから、(医学部の学生として)最初から要らない」という考えが東京医大に運びってしまうのは、女医が女性医師として仕事を継続する職場環境や社会環境が整っていないのが理由だと思うのです。

女医が結婚後に家庭に入って辞めてしまうのは、そうしないと家庭が保てないというのが主な理由です。
女医だって一生懸命血反吐を吐きながら頑張って勉強して医学部に入学し、医者になっているんです。
困難の末に手にした医師免許を、結婚や出産を機に使わないことにする決断を喜んでしている女医は少ないはずです。
男性医師(女医の結婚相手は男性医師がほとんどなので)の帰宅がめっちゃ遅くて、家庭においては夫の協力を得ることが殆どできないため、女医が我慢して泣く泣く常勤医師という立場から離れるのです。
女子学生の一律減点は結婚後に仕事を辞める女医が多いことへの解決策にはならない
「女子医学生は女医になっても、結婚や出産で大学病院を辞めてしまうから、迷惑な存在だ。」
コレが東京医大が抱えているプロブレム・ステートメントです。
この問題を解決するための対策として「女学生の入試の点数を一律減点して女子学生の入学者数を減らす」という手段を東京医大は選んだわけですが、これは「女医が仕事を辞める原因」に対する対策措置ではなく、本来の課題の根本的な問題の解決にはなっていません。
女医が結婚や出産を機に仕事をやめてしまって困るのであれば、「女医が結婚や出産をしても仕事をやめずに済む方法」を勘案すべきではないでしょうか。
女医が仕事をやめざるをえない理由は明らかです。
夫の帰りが遅く、夫が家事や育児に参画できないためです。
(早く帰宅できても、家事育児をやらない男性医師がいる、という別の問題もありますが)
そこで、男性医師がもっと早く帰れるようにするとか、男性医師の育休を推進するとか、女医も男性医師も共にワークシェアできる環境にするとか、そうゆう職場環境の改善こそが、本質的な課題に対する解決法であると考えます。
そのような職場体制が出来上がれば、女医も出産や育児があっても、早く常勤復帰できるでしょうし、男女ともに健康的な職場が形成できるのではないかと思います。

医局における女医に対する視線は偏見と差別に満ち溢れている?
男性医師は専門医も学位も取って当然!(無いと一人前の医師として失格)
でも女医は、専門医が取れればまあマシな方。
そんな見方が医局では蔓延しています。
更には、独身女医が大学病院に常勤するならまだしも、既婚で子供がいる女医が「非常勤ママ」として大学病院に残っていると、専門医を取得するまでの「腰掛け女医」として冷たい目で見る風潮が強くあります。
その傾向は特に大学病院において非常に強いです。
大学病院は、民間企業の皆さんならびっくりするような古き悪い日本の風習がまだまだ根強く残っています。
20年は遅れていると思いますので、大学病院の体質が変化するには、まだあと数十年かかるのではないかと思います。
男性を優遇し、女性を冷遇しているのは大学病院だけじゃない!
21世紀になっても、日本の大学病院では男性医師を優遇し、女性医師を冷遇しています。
しかし、男性には手厚く出世街道を整え、結婚や出産で仕事から離れる可能性がある女性に対しては期待しないという風習は、まだまだ日本全体において、どの職種においても根強く残っていると思います。
私はこれまでの医者人生で、優秀で仕事も出来て、本当はバリバリ仕事したいけど、泣く泣く常勤を辞めざるを得なくなったママさん女医をたくさん見てきました。
本当は優秀で手先も器用な女医さんが、外科医を辞めて、検診クリニックの勤務医になったり、外科でも外来のみの非常勤になったり…
第一線を退く理由は大抵、医局に間接的マタハラされたとか、同じく外科医の夫も多忙なため家庭崩壊の危機に陥ったからとか。
もっとも、これは女医に限らず、一生懸命仕事を頑張っている女性の多くが同じようなことを感じていることでしょう。
日本において、「ママであること」や「結婚したこと」がキャリア形成において不利に働いていると感じている女性は残念がらまだまだ多いです。
「後輩が育つまでは妊娠するな」とか、「育休取るなら仕事を辞めてほしい」というような男尊女卑に満ちた発言やマタニティ・ハラスメントが横行していると、女性はますます職場に居づらくなってしまいます。
会社や病院は「女性に仕事をやめられて困る」と思いながら、「女性が仕事を続けにくい環境」を自ら作っているし、その状況を改善しようとしていないと思います。
「女医が結婚や出産を機に辞める」という現象が起きる原因は、「女性である」という変えがたい事実が真の原因ではなく、「辞めざるをえない職場環境や家庭環境」という、その気になれば「変えることができる」環境こそが、真の原因であることに、もっと目を向けるべきです。
男女共に平等に勉強して、働く権利があるこのご時世に、優秀な女子学生を意図的に入学試験時に減らして、女医をお荷物扱いする医大は、今後発展性が見込めないんじゃないかと思います。
おまけ:東京医大の女子学生はスーパー優秀!!
東京医大では、医学部女子を3割前後にとどめておくために、女子学生の入試で減点していたということです。
これは逆に言うと、東京医大の入試に合格した女子学生は、減点しても落とすことができなかったくらいのすごい優秀な学生ってことですよね!!
実際、東医の医師国家試験の合格率をみてみると、女子の合格率は男子の合格率よりも高いですね。
東医出身の女医さんは、キリッと系デキる人が多いなぁ、と感じていましたが、表面的な偏差値以上に優秀な人だったということですね。
(ちなみに東医出身の男性医師は、女遊びが激しい人が多いなあ、という印象です…)
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