婚活で出会うニセ医者に騙されない!偽医者を見抜く方法とは
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婚活や恋活をしていると、意外にも独身の男性医師との出会いが多い印象を受けることがあるかもしれません。
独身男性医師との出会いは、本来なかなか無いのが現実ですが、結婚相談所や婚活アプリ、特に出会い系サイトなどには自称医者が多くいます。
結婚相談所や婚活アプリ等でニセ医者と遭遇しやすいのは、もちろん男性医師がモテるからです。
医者を語ればホイホイついていく女性が少なくないため、遊び目的や詐欺目的など、邪な下心を持つ男性には、女性をひっかけるために医者を自称する輩が少なくありません。
この記事では、そんなにニセ医者に引っかからない&騙されないようにするために、ニセ医者の特徴とニセ医者を見破る方法をご紹介します。
結婚相談所や婚活アプリにいる偽医者の特徴
偽医者には、大きく分けて下記の3つのタイプがいます。
- 遊び目的のナンパ偽医者
- 金品目的の結婚詐欺偽医者
- 仕事目的の経歴詐称偽医者
医師として仕事をしたい経歴詐称偽医者は、遊び目的と結婚詐欺目的の偽医者とは少し特徴が異なるので、今回はナンパ目的の偽医者と結婚詐欺偽目的の偽医者にフォーカスを当てます。
婚活や恋活市場で出会う偽医者の特徴
ナンパ偽医者と結婚詐欺偽医者には、本物の医者とは異なる言動や行動がみられます。
ナンパ偽医者と結婚詐欺偽医者は、「医者と付き合いたい!」「医者と結婚したい」と願っている、医者との出会いに飢えている女性を騙すことにフォーカスしています。
そのため、医者との出会いを望んでいる女性がイメージする医師像を演じる傾向にあります。
そんな偽医者に共通して見られる特徴は、次のとおりです。
安易な金持ちアピール
偽医者は、安易に金持ちアピールする傾向があります。
婚活アプリや結婚相談所で高収入な男性は、モテます。
そのため男性の中には、本当の年収よりも高い年収をプロフィールに記載する人が少なからずいらっしゃいます。
「医者=金持ち」という世間一般的な認識がありますし、金持ちに群がる女性は多いので、偽医者も高めの年収をプロフィールで公開する傾向があります。
一方で、本物の医者で真剣に結婚相手の女性を探している場合、金持ちであることをむしろ隠します。
お金目当ての女性を排除するため、本物の医者の中には、年収を非公開にしたり、本当の年収よりも低い年収を公開してる人も少なくありません。
なお、結婚相手探しではなく、遊び目的の男性医師は偽医師と同じ理由で、職業と年収をさらけ出します。
そのためプロフィールに偽りのない、本物の医師に出会うこともありますが、そういう医師は、遊び目的で登録している可能性が高いため、偽医者同様、結婚相手には向きません。
そうゆう意味では、お金持ちアピールをしている自称医者は、全てが偽医者であるとは限りません。
医療関連知識をひけらかす
偽医者は、女性に本物の医師であることを信じ込ませるために、独学で学んだ医療知識をひけらかして信用を得ようとする場合があります。
医療知識はインターネットでも素人が簡単に学ぶことができますし、放射線技師、臨床検査技師、薬剤師、MR等の医療関連の職業に付く方であれば、職業柄詳しい知識を持ち合わせてる方も少なくありません。
よって、医療に詳しいからと行って、本物の医者だと信じるのはやめましょう。
むしろ、結婚相談所や婚活サイトで出会った自称男性医師が、積極的に医療関連のトピックを話題にあげる場合は、怪しんだ方が良いです。
なぜなら本物の医者は、婚活サイトや結婚相談所で出会った女性に「無料の医療相談」を受けることを嫌い、医療関連の話題をあえて避ける傾向にあります。
有名な医師との写真や学会での写真を見せる
偽医者は、有名な医師と一緒に写っている写真や医学会での様子がわかる写真を見せてくる場合があります。
本物の医師は、わざわざ他の医師と一緒に写っている写真や学会の写真を見せることは、まずありません。
そもそも、医学会には医者しか参加できないと思われがちですが、実はお金さえ払えば誰でも参加して出入りできます。
結婚詐欺師など、金品狙いの偽医者はお金を払って学会に参加し、女性を信じ込ませる材料として先行投資している可能性もありますので、注意が必要です。
遊び目的のナンパ偽医者であれば、ここまで手の込んだことをする人は少ないでしょう。
学会費は、学会にもよりますが、一般枠は25,000円以上はすることが多いので、ナンパの仕込みネタにするにはちょっと高い買い物です。
婚活市場に巣食う偽医者の見破り方
婚活で偽医者による被害にあわないためには、偽医者を見破る方法を身につけて多くことが重要です。
勤務先を確認してニセ医者を見破る方法
婚活で出会った医師には、どこの病院・クリニックに勤めているかだけではなく、何科に勤めているいるのかも尋ねてみましょう。
診療科まで尋ねたときに言葉に詰まるような男性は、偽医者の可能性があります。
ただし、ちょっと手の込んだ偽医者であれば、スムーズに回答するかもしれませんので、安心はできません。
病院クリニックのみならず診療科まで確認する本当の意図は、勤務先のHPを確認するためです。
最近の病院やクリニックでは医師の名前と顔写真をホームページに掲載されているところが多いですので、必ずチェックするようにしましょう。
医師等資格確認検索ツールでニセ医者を暴く!
厚生労働省が管理するサイトに「医師等資格確認検索」というものがあります。
この「医師等資格確認検索」では、その名の通り、医師免許・歯科医師免許を保持している人を検索出来ます。
日本の医師免許・歯科医師免許を持っている人であれば、全員登録されています。
つまり、このサイトで検索してヒットしない場合は、ニセ医者の可能性大です。
医師等資格確認検索ツールを利用する上での注意点
医師等資格確認検索はフルネームでしか検索できない
医師等資格確認検索で検索するには、氏名は完全一致検索である必要があります。
姓や名のみ又はフリガナでは、検索を行うことができません。
きちんと検索できるように、氏名は漢字のフルネームを確認するのが重要です。
医師等資格確認検索に実在する偽名の偽医者
ある程度賢い偽医者は、厚生労働省の医師等資格確認検索ツールで調べられたときの対策として、実在する医師の名前を偽名として使用しているかもしれません。
偽名かどうかを確認するために、免許証や保険証などの身分証明書を2つ以上確認させてもらうようにしましょう。
ナンパ偽医者であれば、偽の身分証明書までは偽造して保持していないと思われますが、結婚詐欺師の場合は侮れません。
一つくらい身分証明書を偽造している可能性はありますので、2つ以上偽造している可能性は低いことに賭けて、2つ確認するのが良いでしょう。
なお、同姓同名の実在する医師を語られると、見破るのは非常に困難になります。
医師等資格確認検索には顔写真が載っていないので、名前だけでの判断には限界があります。
医師等資格確認検索は海外医師が網羅されていない
この医師等資格確認検索システムは、日本の医師免許保持者が検索対象であるため、「外国の医師免許」を持っている人は、本物の医師でも検索結果に出てきません。
そのため、医師等資格確認検索に掲載されていないからといって医者でないとは言い切れないのです。
例えば、アメリカの医師免許を持っている日本人医師は、この医師等資格確認検索で検索してもヒットしません。
この盲点を突いて、ずる賢いニセ医者の中には、日本の医師免許ではなく、外国の医師を名乗る人もいますので、油断できません。
実際、外国の医大卒を名乗る偽医者は後を絶たず、2011年の東日本大震災の時に、国境なき医師団メンバーを自称していた、「カナダの小児救命救急医」米田きよし氏のことを覚えている方もいるでしょう。
米田きよし氏は朝日新聞をも騙すことに成功し、朝日新聞は「ひと」欄で「被災地で『ボランティアの専属医』を務める米田きよしさん」として紹介した記事を掲載しました。
その後、医師法違反の疑いで米田氏は逮捕され、詐欺罪で実刑判決が出ましたが、新聞社をも騙すツワモノもいるのです。
学会の論文を検索する
多くの医師は学会で論文を発表しているため、検索してヒットすれば本物の可能性が高いでしょう。
google検索で、「本名 pdf」で検索すると、名前が記載されたpdfファイルが表示されます。
また、「メディカルオンライン」を利用すれば、医学論文が掲載されている複数サイトを横断検索できます。
大抵の医師は何かしらの論文を発表をしているので、書いた論文を聞いてみて確かめるのも一つの手です。
医師免許証を確認する
最後の手は、医師免許証を持っているかの確認ですが、これは運転免許証と異なり、財布に入れて携帯できるサイズではありません。
賞状みたいな紙で持ち歩くことはなく、家の金庫にでもしまっている人が多いのではないでしょうか。
そこで知らないふりをして、「医師免許証って、運転免許証みたいな感じなんですか?」と聞いてみましょう。
医師免許証の実物のサイズを知っている人はあまりいません。
もしくは、医籍登録の年月を聞いてみて、自称医師が語る経歴や年齢と計算が合うか確かめるのも良い手です。
「医師免許に書いてある大臣の名前」を聞くのです。
医師免許証には、発行された時の厚生労働省の大臣の名前が記載されています。
様々な機会で医師免許証はコピーを取ることがあり、医師であれば見飽きるほど医師免許証を見ているので、所有者であれば、大抵、答えることができるはずです。
もっとも、忘れたとか、厚生労働大臣の名前を適当に言って誤魔化すこともできるので、この質問も万能ではありません。
まとめ
医者は多くの女性から大人気の職業であるため、婚活女性を騙すのに利用されやすい職業です。
本物の医者は結婚相談所や婚活アプリのプロフィールで医師であること伏せる人が多いので、自称医者を名乗る男性には、そもそも十分に注意するのが賢明です。
偽医者に騙されて結婚詐欺にあってしまった場合は、婚期の貴重な時間が失われるばかりか、お金まで奪われてしまいますので、本当の医師であるかは、慎重に確認しましょう。
ただし、厚生労働大臣の名前とか色々細かく聞くと「ガードが高い女」という印象を与えてしまい、「本物の医者」であった場合、選ばれなくなる可能性が上がってしまうのが難点です。
遊び相手や結婚詐欺のターゲットから外れ、騙されて被害に合う確率を下げることはできても、出会いのチャンスを失うダメージも大きいので、本物の医者であるかどうかは、可能な限りこっそりやるのが吉です。
まずは勤め先の病院やクリニックの名前と診療科を聞き出し、勤務先のHPに顔写真つきで名前が掲載されていないか確認しましょう。
それでだめな場合は、医師等資格確認検索を利用するのが良いですが、日本の医師免許ホルダーであるかどうかしか確認出来ないので、残念ながら外国で医師免許を取得した医師の確認は出来ません。
一つ一つの見破るワザは残念ながら万能ではありませんが、複数の見破り方を実践することで、偽医者かどうか、大体の検討をつけることはきっと可能だと思います。
この記事でご紹介したニセ医者の特徴やニセ医者の見破り方で不届き者を遠ざけ、一人でも多くの女性がナンパ男からの被害にあわなくなることを祈っています。