男性医師が結婚相手に女医を選ぶケースとその理由とは?

医者の結婚相手

※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。

私の家族は、サラリーマンと結婚することに大反対でした。

しかし、3年くらい両親と根競べをして、結果的には了承を得て、非医師と結婚しました。

Dr.ゆず

みなさん、こんにちは! ドクターゆずです。

サラリーマンの彼と結婚している通り、私は医者との結婚を推奨する女医ではありません.

しかし、多くの女医さんたちは、結婚相手の職業として医者を望んでいます。

もちろん、私も独身だった頃には、好意を寄せていた医学科男子や男性医師が、

実は看護師と付き合っている

とか

看護師と結婚した

という話を聞くと、

あぁ、そのパターンかあ

と、(申し訳ないですが)ガッカリしてしまうこともありました。

誠心(SEISHIN)

看護学生より女子医学生が優勢になれるケースとは

ゆずの個人的な意見としては、私は特に医学科男子が恋愛対象外だった、というわけではないけれども、医学の世界とは全く別の業界にいる人も良いな、と思っていました。

そのため、(幸いにも)男子医学生や男性医師を取り合うバトルに陥ることはなかったので、私は看護師に対して強い嫌悪感というものは持っていません。

しかしながら、以前のブログでも紹介した通り、医学部の女子学生は同じ医学部の優良候補の男子を、看護学生に取られるという憂き目に遭っている人もいるので、嫌悪感は学年ごとに募っていきます。

そんな女医にも、男性医師を巡った恋愛いざこざにおいて、看護学部の女子学生や女性看護師に対して、圧倒的に優位な立場になれるシチュエーションが2つあります。

それは、下記の2つです。

  1. 男性医師自身が、「結婚するなら絶対に女医が良い」と公言しているケース
  2. 「看護師との結婚は絶対に禁止!」と親(大抵は女医である母親)に看護師との結婚を反対されているケース

そして、このようなケースは、近年では結構多いです。

「結婚相手は、やはり女医じゃないと」「看護師は絶対にナシ」と思う理由

冷静に考えてみれば、職業で結婚相手をフィルタリングする、というのは時代錯誤な、かなり失礼な話です。遠い昔の封建的な社会であったらいざ知らず、今は21世紀ですよ?

何故、今この時代になってもなお、職業で結婚相手を選別するのでしょうか?

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男性医師が結婚相手には女医を選ぶ理由

これには、いくつか理由があると思います。

女医を選ぶのが当たり前、という「医者当然派」

  • 医者以外は同じ世界に住む人間じゃないので話が合わないと考えている
  • 人間は、医者とそれ以外の2種類に分かれている。自分が医者なのだから、結婚相手も医者が良い。
  • 親兄弟親戚、み~んな医者だから、医者以外の人と結婚するという選択肢を『自然体』で考えていない。(日本人だから日本人と結婚するのが当たり前みたいな感じ)

女医との結婚にはメリットがある、という「積極的医者選択派」

  • 同じ水準(医学部には入れるくらい)の知性と学歴を結婚相手に求めるため
  • 将来一緒に開業する場合、医者同士の方が都合が良いと考えている。(むしろビジネスパートナー選び)
  • 嫌になったら離婚しやすい(女医は経済的に自立しているため離婚の同意を得やすい)

女医以外との結婚にはデメリットがある、という「消去法的医者選択派」

  • 医者でない女性で近づいてくるのは、『お金目当』に見えて嫌なため
  • 自分の個性ではなくて、自分の(医師という)肩書を好きなられても困る
  • 医者以外とは価値観が合わないと考えているため

男性医師の親(主に母親)が女医以外の結婚相手を認めない理由

こちらは一つの大きな傾向にまとまっています。

女医の良さにフォーカスした「積極的医者選択派」ではなく、「消極的医者選択派」の思考からなる「医者当然派」が多いです。

特に母親自身が女医である場合には、

「女性看護師との結婚なんて、断じて許しません!」

とブチ切れることが多い傾向にあるようです。

女性の全員とは言いませんが、確かに看護師をはじめ、世の多くの女性は玉の輿に乗ることを虎視眈々と狙っている人が多いです。

圧倒的に「乗りたい人」の方が多いので、玉の輿に乗る、ということは、「妬ましい」とか、「羨ましい」といった羨望と嫉妬の感情が強くて、「浅ましい」とか、「厚かましい」という感情を抱く人は少ないと思います。

しかしながら、「乗っ取られる側」は、虎視眈々と玉の輿を狙う女性の姿勢を見て思うのは、「下品」、「浅ましい」、「厚かましい」という感情を抱きます。

別に医者の母親が「乗っ取られる人自身」というわけではないですが、「可愛い息子」に「玉の輿で結婚勝ち組!イエーイ!」という女性が乗っかってくることが、とても我慢ならないのでしょう。

得てして男性というものは、女性の真の目当てが「お金とブランド」だったとしても、「そうではない!自分自身の個性の魅力でモテているのだ」と思い込みたいものですし、思春期の頃に恋愛経験に乏しい傾向にある男性医師は、女性の色香に軽く惑わされて騙されることが多いです。

所詮、そんな魂胆に騙される男も男だからどっちもどっち、ということも言えますが、母親はそれを阻止するために、最大限の力で女医以外と結婚することを防ぎにかかるのです。

サラリーマンと結婚した私が思うこと

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私が非医師であるタチバナくんと結婚して思うことは、もっといろんな選択肢があっても良いのにな~、ということです。

医者でない読者様なら、「はぁ?何を当たり前のことを言ってんだ?!」と思われるかもしれません。でも、この考え方、医者の世界では当たり前じゃないんです。

医者だから、こうゆう価値観を持っているべき、とか、

医師の結婚相手はこういう人であるべき、という外野の意見は、単なる有難迷惑であると思います。

もちろん、自分自身で良い異性を選ぶことができないような、『異性を見る目がない人』というのは、周りの意見やご両親の意見を参考にするのも良いと思いますが、高校生ならいざ知らず、二十歳を超えた大人の人間であるならば、自分自身がどういった人間で、どのような人生を歩みたいか?ということを考えた時に、どんな人と共に歩んでいくのが良いか?ということは見定めることができるようになっていると思います。

ですので、男性医師の中にも、

「夫婦でバリキャリが良い!」

という人もいるでしょうし、逆に、夫婦でバリバリ仕事とかは嫌なので、

「専業主婦になってくれる確率が高い女医より、家庭を優先してくれる可能性が高い看護師がいい」

という風に考える男性医師もいるだろう、と思います。

だから、医者看護師カップルという組み合わせが必ずしも悪いわけではないと思いますし、本人同士がうまくいっているなら批判するべきではないな、とも思っています。

誠心(SEISHIN)

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