ドラマ『ホリデイラブ』の里奈が不倫する深層心理とは?
※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。
『ホリデイラブ』という漫画が原作のドラマでも、また不倫を扱っています。
不倫される妻と不倫される夫
それぞれの家庭における二重構造の不倫劇はドロドロの泥沼劇場となっています。
ホリデイラブは、不倫する医者が多いためか、医局でも話題となっているドラマです。
不倫相手の里奈が悪者として描かれていますが、その心情について分析します!
ホリデイラブの登場人物
高森杏寿(たかもり・あず):仲里依紗
自宅で開業したネイリスト。女児あり。
主人公であり最もまともに思えるキャラだが、浮気されたショックであっさりとハニートラップに引っかかる。
高森純平(たかもり・じゅんぺい):塚本高史
地方へ単身赴任中、里奈のハニートラップに見事に引っかかる純粋風ダメ男。
井筒里奈(いづつ・りな):松本まりか
井筒家の妻・里奈は、家庭の経済事情により高卒で、純平の赴任先の事務員。
小悪魔というより悪魔のようなあざとい計画で純平に近寄る。
井筒渡(いづつ・わたる):中村倫也
港区育ちの、いわゆる高学歴・高収入コンサルト。
妻を愛しているが、男尊女卑志向で、モラハラ系夫。
ひどい男として描かれているが、実は唯一不倫していない潔癖の人物。
単身赴任中の高森純平と、同会社に勤務している事務員である井筒里奈が不倫仲になった設定でです。
純平の浮気はただの火遊び。一方の里奈は・・・?
純平は、離婚を考えるほど真剣に里奈と不倫をしていません。
良くある火遊びの類ですが、かといって許されるわけ出もありません。
一方の里奈は、男尊女卑でモラハラのひどい夫・渡と離婚して、子供二人を連れて、純平と再婚したいと考えていて、覚悟を持って不倫に走ります。
里奈は、一見ゆるふわ系で、女の子らしく、純粋そうに見えます。
しかし、あの手この手を使って、なんとしてでもモラハラ夫と別れて、優しい純平と結婚したいという固く強い意志を持っています。
この『ホリデイラブ』はフィクションですが、「現実に起きている」と仮定して、里奈がなぜこんなにも純平に執着しているか、について考えてみました。
実際、既婚の男性医師と略奪結婚を目指して、決死の覚悟で不倫相手や浮気相手になる女性が結構いますからねぇ。
とてもドラマの中だけのお話しとは思えないのです。
夫・渡と不倫相手の純平の比較
里奈の夫である渡は、一流大学卒のお坊ちゃまであり、渡自身もコンサルトとして高収入です。
ドラマの中では、不倫している男性の高森家より、不倫相手の女性である井筒家の方が、経済的に裕福なように描かれています。
里奈は、経済的な理由から夫と別れて高森純平と略奪結婚しようと考えているわけではありません。
ここら辺が、既婚医師と略奪結婚したい女性の設定と若干異なりますね。
一方の純平は、大手ゼネコンの社員でありますが、渡と比べるとエリート感はありません。
容量が悪そうでやや野暮ったく優柔不断なところは、良く言えば、人間味を感じるキャラで、人にも広く好かれる男性として描かれています。
いわゆる高給取りではありませんが、安定企業の会社員で、人柄良しというところがポイントです。
裕福なエリート家庭の妻がサラリーマンと不倫するワケ
里奈は、非常に裕福な家庭に嫁いだものの、自分のことを所有物や家政婦のように扱い、モラハラで冷たい夫の渡に対して愛情を失っています。
そのため、夫の渡とは離婚して井筒家からは逃げ出したいと考えています。
しかし、子供もいるし、自分独りでは十分に生活するためだけのお金も稼げません。
だから、一人で離婚するのは心もとない。
そこで次なる夫候補を見つけてから離婚して、幸せで自由な家庭に収まりたい。
里奈はそんな風に考えています。
純平のような優しい性格の男性は、良く言えば真っすぐで真摯です。
悪く言えば優柔不断で流されやすい男です。
里奈が純平を不倫相手に選んだ真の理由
里奈は、純平なら既婚で子持ちとはいえ、里奈が仕掛けるハニートラップに簡単に落ちると思ったのではないでしょうか!?
里奈は、純平を運命を感じた相手と言っていますが、結局彼女は、純平を愛しているのではなく、冷静に自分の『利益』を考えているのだと思います。
その為、里奈は心から純平に惚れた…
というよりは、彼女が置かれているストレスフルな生活から逃れるための
「ターゲットにした!」
と言うべきです。
計算しつくされた彼女の言動には恐ろしさがあり、このドラマを見て「忘れたい過去」を思い出してメンタルをやられてします女性も多いとのこと。
不倫された女性にはグサグサ突き刺さるセリフやシーンが連続する『ホリデイラブ』。
ドラマと原作ではラストが異なるようですが、気になる方は漫画の原作もチェックしてみてくださいね!