不倫されても我慢して離婚しない女性の理由は子供のため!?

医者の離婚事情

※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。


不倫されたら即離婚!

そのようにスパッと決断出来るのは、夫婦にまだ子供がいない時だけの話かもしれません。

現実的には、子供ができると離婚はそんなに簡単に決められない。

そうゆう話を、よく耳にします。

以前の記事で、女性が不倫されても離婚しない理由は、子供のためではない。

実は、シングルマザーになることのデメリットが多くいため離婚後の生活に対する恐怖が強いからではないかと考察しました。

しかし、中には本当に子供の事情により離婚を踏みとどまる女性もいらっしゃいます。

誠心(SEISHIN)

子供がいると簡単には離婚できない理由

それはどんな場合でしょうか!?

Dr.ゆず

みなさん、こんにちは!
夫の不倫は絶対に許さない、ドクターゆずです。

今回は子供がいる場合には「子供がいることで」思うように離婚が出来ないケースについて、考えていきたいと思います。

離婚後に子供と離れ離れになるリスクが有る時

一つの例としては、子供が母親である自分よりも父親にとてもなついている場合です。

子供が母親より父親の方に懐いている場合、母親が子供の親権を取って離婚しようとすると、

嫌だっ!お父さんと離れたくない!

と、言うかもしれません。

場合によっては、親権も監護権も取ることが出来ず、離婚したら子供と離れ離れになってしまう可能性もあります。

そのようなことになるリスクが高い場合、子供と離れたくないと考える女性は、子供と一緒にいるために離婚を断念することもあります。

女性が専業主婦である場合

婚姻中は男性が主な稼ぎ手の場合、離婚して母親が親権を取った場合には、母親が一家の大黒柱として稼いでいかなければなりません。

そうすると大抵の場合、母親の帰宅時間は遅くなり、子供と接することができる時間は大幅に減ることになります。

子供が幼いなどの理由で子供のそばにいたいと考える女性は、子供がある程度大きくなるまで離婚しない選択肢を取るケースが多いようです。

子供に贅沢をさせることができなくなる

婚姻中の収入が父親頼みだった場合、離婚後の世帯収入は激減することになります。

そうすると、子供の習い事を減らしたり、子供の好きなものを買ってあげたりすることができにくくなります。

子供に経済的に不自由させたくないという理由で我慢して結婚生活を維持する人も多いです。

子供が学校で離婚のことをネタにされて傷つくのを避けたい

両親が離婚したことは、子供がクラスメートに言わなくても、学校行事や父兄参観のときに、お父さんが来なくなった、ということで周囲が気づくかもしれません。

そうすると、

「〇〇ちゃん、お父さんどうしたの?」

など聞かれたとき、辛い思いをするかもしれません。

場合によっては、心無いクラスメートから父親のいない家庭として、バカにされることもあるかもしれません。

そのような思いをさせたくないという思いから、女性が我慢する道を選ぶ方もいらっしゃいます。

子供が転校しなければいけない

夫の仕事の都合でその土地に住んでいた場合、離婚後はそこに住み続ける理由は、特にありません。

場合によっては住む家を変える必要があり、同じ学区内で引っ越すことが出来ない場合には、子供は転校しなければならなくなります。

転校を嫌がる子供は多いです。

子供の転校を避けるために離婚しない、というケースは、他の理由に比べると少ないですが、少なからずあります。

これらの理由は離婚しない理由として適切なのか?

子どもの事情を考慮した離婚しない理由を幾つか列挙いたしましたが、これらの理由で離婚をしないのは、正しい選択なのでしょうか?

上記のデメリットを避けるために、夫婦仲の冷え切った家庭を維持して、そうした家庭で育つ子供は健やかに成長できるのでしょうか

子供は馬鹿でないので、両親の状況を意外によく見ているものです。

お父さんとお母さんの仲はすごく悪いけど、お金の問題や世間体、そして自分の都合のせいで離婚ができない

そうゆうことは、ある程度の年齢になると、子供でも良く分かるようになります。

それは、子供の価値観形成において、プラスになるのでしょうか?

結局、生きていくためには愛情よりもお金や世間体の方が大事である。

そのような価値観を子供に植え付けることにならないでしょうか?

確かに、中には背に腹は代えられない事情がある家庭もあるかもしれません。

しかし子供がいるからこそ、子供の健全な成長のためには、子供がいなかったらさっさと別れるような夫とは、離婚したほうが幸せなのではないかと私は思います。

不幸な結婚生活よりは幸せな母子家庭の方が、幸せではないでしょうか!?

最近はシンママと呼ばれるシングルマザーもかなり増えていて、各自治体による経済的な支援も充実してきているようです。

病院で仕事をしていると、生保の医療費免除はよく耳にしていましたが、実はひとり親に対する医療費免除制度というものもあります。

他にもシングルマザーを応援しサポートする制度は色々あるようですので、経済力が不安でも実は制度を上手に利用するとなんとか生活を成り立たせることは出来るようです。

離婚の二文字が頭を横切った際には、盲目的に経済的な理由で離婚できないと思い込まずに、色々と調べてみる価値はあるかもしれません。



誠心(SEISHIN)

ピックアップ記事

関連記事一覧