結婚相手は医者が最良とは限らない!女医のベストパートナーとは

女医の婚活事情

※当ブログにはプロモーションを含みますが、記事内容は公平さを心がけています。

Dr.ゆず

こんにちは!
サラリーマンとの結婚を両親から大反対され続けて、長いこと辛~い日々を過ごしたドクターゆずです。

どんな辛い目にあっていたかを知りたい方は、過去の記事から読んでみてくださいね。

これまでのお話し↓

誠心(SEISHIN)

悲劇のヒロインなんかにはなりたくはない

ロミオとジュリエットのような恋愛悲劇のヒロインを演じるつもりは全く無いのに、置かれた状況はジュリエットそのものです。

パリス伯爵のような結婚相手を親が連れてきていないだけまだマシですが、医者が多く登録している結婚相談所を選んで登録させられてしまいました。

(詳細は前回の記事を読んでみてくださいね。)

「反対されればされるほど、燃え上がる恋」とか、言われそうですが、そんな意固地になっているわけではありません。

彼も私も、異性と交際するのは初めてではありませんので恋に恋しているわけでもなく、夢物語的な恋を楽しんでいたわけではありません(苦笑)

むしろ、ひたすら、ただただ、辛かったです(号泣)

「結婚する」ということを冷静に考えるキッカケ

両親から大反対されたことで、両親と話す(口論する)ときは感情的にもなりました。

でも実は、両親から反対されたことで、むしろ冷静に「結婚」について考えることが出来ました。

結婚相手に望むこと、一緒に暮らすときのライフスタイル、家事のルール、子供ができたときの教育方針、子供ができなかったときにどうするか、などなど。

結婚した後で揉めそうなテーマについて、一つ一つ自分の考えをまとめて整理して、タチバナくんとも話し合いました。

そしてそういったコミュニケーションを踏まえた上でなお、冷静かつ客観的に考えても、結婚するならタチバナくんが自分には合うと思ったし、そうでなければ独り身でも良いと考えたのです。

お互いにそう思うことができたので、両親から反対されている長い間を、辛抱強く待ち続けられたのだと思います。

ゆずとタチバナくんの結果

結論から言うと、私たちは、数年の月日をかけて両親を納得させました。

もう最後の方は、どちらが先に諦めるかの根比べです。

今思うと、私も彼も大の大人なのに、「許してくれた」、というのは少しおかしい話だな、と思います。

「認めてくれた」とか、「許してくれた」という表現は、「何か許可を必要としている」、とか、「何か過ちを犯している」、という前提がある場合に使われるものです。

未成年であれば結婚には親の同意が必要ですが、成人である私たちは、そもそも親の許可なしに結婚できることが民法で認められています。

そして結婚することは別に悪いことではありません。

しかし当時は、私たちがまるで、「非行に走ったカップル」のような言われようだったので、なぜだか親に対して「罪悪感」のようなものを感じさせられていました。

一般のサラリーマンと結婚して後悔したことは!?

「やっぱり結婚相手は医者にすればよかった!」

「家族や女医仲間の助言を聞いておくんだった!」

と思ったことはありません。

会社員であるタチバナくんと結婚してから数年経ちましたが、一般男性と結婚したことを後悔したことはまだ一度たりとてありません。

むしろ、両親から結婚を反対されても諦めないで良かった!

と、毎日のように思っています。(ノロケでごめんなさい)

医者以外の男性と結婚した場合の周りの反応

女医の多くは男性医師と結婚している人が多いと思います。

ですので、結婚していることや、結婚したという話をすると、

「何科の先生なのですか?」

と、相手の男性が医師であることを前提にして質問されます。

そして、私の夫が医師ではなく、普通のサラリーマンだと回答すると、

「ご主人、医者じゃないんですか?しかも一般の人ですか?」

と馬鹿にされているのか、負け組扱いされているのか、純粋に驚いているのか分からない反応をされることが多いです。

私はそんな反応にも、

「そうなんです」

と答えながら、心の中で、「ごく普通の、極々幸せな結婚生活を送っています」としみじみと思っています。

女性医師の結婚相手は男性医師でないとダメなのか?

女医は医者と結婚しないとダメ、とか、同業者の医師と結婚するのが当たり前、という風潮がありますが、なんでそんなことを気にするんだろう、と私は逆に不思議に思います。

数少ない医師から自分に合う人を探すよりも、他の職業についている男性も選択肢に入れるほうが、断然自分と合う人とである確率は高いと思うのですが。。。

それこそ、男は他にも「35億」いるわけですよ。(もっともさすがに未成年は犯罪になるので、年齢を考慮するともっと少なくなりますが)

世の中では、お金持ちと結婚するのが勝ち組、というイメージが植え付けられていますが、勝ち組がどうのこうのっていうのは、所詮、他人やメディアや一般論が決めたもので、いわばブランド品みたいなものだと思います。

その「ブランド品」を持っていることが、自己の欲望やメンツ保ちと直結して「幸せ」になる人には良いのかもしれません。

でも、お金は幸せな結婚生活を担保してくれるものではないと思います。

お金持ちや医者の離婚率が平均的な離婚率より高いことを考えると、むしろお金持ちや医者との結婚することは、幸せな結婚生活から遠のくファクターなのではないかとさえ思います。

実際に、医者と結婚した女医の多くが、再婚するなら医者以外が良い、と言っていることを考えると、なおさらそうなのかな、と思います。

医者にこだわる女性はイメージで企業を選ぶ学生と似ている

同じ女性が、独身だった時に結婚相手に求めていた条件と、離婚して再婚する時に相手に求める条件には、結構大きな違いがあるようです。

これは、社会に出たことのない学生が就職する会社を選ぶ時の条件と、社会人が転職するときに重視する会社の条件が全然違うことと似ていると思います。

イメージで結婚相手(=企業)を選ぶ人の典型的なパターン

  • 結婚生活(=社会人生活)がどうゆうものかを知らないが、想像したり、考えたり、調べない。
  • 世間で有名な企業など、ブランドイメージで相手(=企業)を選ぶ。
  • ブランドイメージで選んだ相手と結婚(=就職)
  • 自分が思い描いていた結婚生活(=職場環境や仕事内容)とは違う・合わない。
  • 離婚(=退職・転職)する

どうでしょう。なんとなく構造が似ていませんか?

私は、転職することや、離婚することは全然悪いことだと思いません。

むしろ、自分に合わない仕事や職場で無理して働き続けるのは精神的にも良くないしお互いに不幸だと思うので、転職するなり、離婚したほうが幸せなケースもあると考えています。

本当は人それぞれ十人十色となるはずでは?

ガチガチの体育会系のような会社が合う人もいるだろうし、和気あいあいとしたのんびりした雰囲気の会社が合う人もいると思います。

外回りの営業職が好きな人もいるだろうし、内勤で事務職が好きな人もいると思います。

医者の世界で言えば、臨床が好きな人もいるだろうし、研究が好きな人もいると思います。

大学病院で出世競争が好きな人もいるだろうし、開業して一国一城の主になるのが好きになる人や、フリーランスやバイト医師の生活が合う人もいると思います。

好き嫌いがあるのと同じように、その人それぞれに、自分の人生観によって自分に合うライフスタイルは違うはずです。

同じように、自分の人生観やライフスタイルによって、自分に合う結婚相手の職業も多種多様となるのが普通ではないでしょうか?

そこを無理して、自分は女医だから相手も医者でなければ!と、無理している女医が多いから、結局上手く行かなくて離婚してしまうのではないかと考えます。

これから結婚を考えている女医さんへのアドバイス

これから結婚相手や再婚相手を選ぶことを考えている女医さんにおすすめしたいのは、自分に正直になることです。

医者との結婚にこだわって自分を偽ることではなくて、(医者にこだわらずに)ありのままの自分に合う人を結婚相手として選ぶようにすることです。

そう考えて相手を選んだ結果が、医者であればそれで良いと思います。医者とベストマッチする女性も、もちろんいると思います。

逆に、自分に合うと考える人が医者でない場合には、外野の意見(結構大きなノイズです)に振り回されず、よく考えて、二人で話し合って、結論を出していただきたいと思います。

「何が自分たちにとって、幸せなのか!?」

「何が人生で大事なのか!?」

どのような答えにせよ、あなたの幸せを願っています。

もしも、読者様が私と同じような境遇の当事者だとしましたら、心から応援していますので、めげずに頑張ってくださいね!

それはきっと、勝ち取る価値が大きいものであると信じています。

これまでのお話し↓

「サラリーマンの彼との結婚に大反対された私」のエピソードは、この第五章で一旦完結です。

「女医の結婚生活」をテーマに、他にも色々と執筆していますので、是非違うテーマの記事も読んでいって下さいね!

誠心(SEISHIN)

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